●大会の経緯と想い
2005年、東京・墨田区に天井の高い倉庫を改造したエアリアル専用トレーニングジムを設立し、エアリアル・アート・ダンス・プロジェクトを立ち上げました。 同年、エアリアル・パフォーマー養成所第1期を開校。7名の生徒からスタートしました。
2010年からはキッズクラスも開講し、8歳からエアリアルを学んだキッズが今は大人の仲間入りするまでになりました。
昨年の2020年。子供達が未来の夢に向かい頑張っている最中に未曾有のウィルスとの戦いが起こり、世界中のエンターテイメントがストップしました。
目標を見失い、未来に希望が持てなくなってしまった時間が長く続くそんな中でも、エアリアルが大好きでひたすら練習に通う子供達の姿は今までと変わらずありました。
そんな姿を見ていて
「色々なことが余儀なく変わらざるを得ない中でも、夢を追いかけるという思いは変わることなく持ち続けて欲しい。 諦めることなく前に進んで欲しい。」
「そのためには、目の前に目標となる物を作ってあげることができたら!」
そう思い始めました。
そこで「子供達のために何かできたら!」そんな同じ思いを持っている、そして心強いサポートを引き受けてくれたスタッフと、キッズ達のエアリアル指導に従事していて同じくこの思いに賛同してくれたメンバーが集結し、「JAPAN 舞Circus」が立ち上がりました。
夢を持ち夢に向かう子供達の未来を願い、その子供達の未来のために、今、私達大人ができることとして、この度、日本初のキッズエアリアル・コンペティションの開催を決定いたしました。
「夢は大きく持って欲しい」との願いから、将来的には海外のエアリアルキッズ達と交流していくことも視野に入れています。
第二回目の今回はエアリアルだけでなく、地上パフォーマンス部門も開催!挑戦する方々の中には、世界最高峰のサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユを目指す方もおります。
日本エアリアル界のダイヤモンドの原石を見つけ、世界の舞台で光輝く日を楽しみに、子供達の夢を叶えるお手伝いが出来たらと思います。いつの日か子供達がそれぞれの光を放つダイヤモンドとなり、日本中そして世界中に散りばめられることを願います。
JAPAN 舞 Circus
代表 若井田 久美子